こんにちは!東櫻校木曜初級クラスの碓井です!
さて本日は初級の最難関ともいわれる7回目「配色」についてを勉強しました。
まず配色の前に流行のサイクルと流行色についてお話をしました。
流行色は実シーズンの2年前にすでに色の国際機関「インターカラー」によって決められて
おり、日本は「日本流行色協会(JAFCA)」が情報を発信しています。
http://www.jafca.org/
是非HPを見てみてくださいね^^;
また色の持つイメージについて、キーワードを選んでもらいました。
人は色に対してさまざまなイメージを持っています。
例えば
「高貴な」というキーワードから連想される色は
日本では「紫」
ヨーロッパでは「白」「青」(王家や貴族の紋章に使われていたため)
ロシアでは「赤」
と国ごとによって違うものもありますが、
「青」は「誠実」、「赤」は「情熱的」などは基本的に各国に共通するイメージであり、
それが人の心理に与える影響はとても大きいのです。
色彩心理学においては色は人の心を不思議な力を持っており、色の与える心理効果を知る事
は大変有用であるとされています。
「ナチュラル配色」「コンプレックス配色」の理論、解っていただけましたか?
私も家に帰ってコンプレックス配色、コンプレックス配色・・・と探したのですが、
おおお〜〜〜ありました!めちゃくちゃよい例が!
下の紙袋はシンガポールのクッキー屋さん「BENGAWAN SOLO」のものですが
さてどちらがコンプレックス配色でしょう???
答は・・・
下の「茶色」×「ピンク」のものですね!
茶色の元の色相は「橙」
ピンクの元の色相は「赤」
黄を基準にして黄色に近い色相のものを暗くし、遠い色相のものを明るくするのが
「コンプレックス」配色でしたよね〜♥
上の「茶色」×「オレンジ」(黄色に近い)は「ナチュラル配色」色相差が90度以内が
条件になります。
この紙袋「茶色」「ピンク」「茶色」「オレンジ」の4面で出来ており、とても素敵なん
です。片側からみたら「ナチュラル配色」もう片側からみたら「コンプレックス配色」!
シンガポールも中華圏の影響を受けていることから色彩感覚も通じるところがありますね。
ちなみにここのクッキー、メチャメチャ大好きです。シンガポールの空港内にもお店があり
ますので是非シンガポールに行かれたらGETしてくださいね♥
みなさんにお聞きしたところ「コンプレックス配色」が好き!という方が多かったので是非チャレンジしてみてくださいね。
さて来週、再来週はお休みして31日に「心理学講座」、高田先生にお越しいただきます。私も毎回楽しみです!
少し空きますが皆さん、風邪など引かれませんように!
お待ちしております♥